温泉浴場ろ過配管薬品洗浄
温泉浴場のろ過循環配管を薬品で洗浄します。
もちろん、レジオネラ属菌対策としての面もありますが、こちらの施設の場合は温泉スケールの洗浄という側面が大きいかもしれませんね。
洗浄剤投入。
汚れ(温泉スケールや皮脂、バイオフィルム等)が排出されています。
ちなみに、温泉スケールが絡む場合は基本的に過酸化水素のみでは洗浄しきれません。
黒いマンガン質に過酸化水素が反応して、真っ黒い汚れが出るのですが、溶解しているわけではなく反応によってガスが発生して表面が剥がれているというレベルです。
そうすると、視覚的には「お~すごい!」なりがちなんですが、ここにスケール洗浄剤を添加することでしっかり溶解させる事ができます。過酸化水素のみの洗浄よりは、確実に洗浄効果は高いのです。(あくまでマンガンや酸化鉄の温泉スケールですが)
でも、溶解させてしまうので過酸化水素のみの洗浄より汚れがクリアな状態で出てくるので、視覚的には弱いんですよね。
過酸化水素洗浄への参入業者様は増えてますが、温泉が絡むと更に突っ込んだ知識や技術が必要になるのです。分解処理や中和処理に関してもそうですね。
共立化学の強みは、温泉スケール洗浄剤の製造元であり、洗浄施工実績も多数あり、ろ過器メンテナンスや物理洗浄から薬品洗浄まで可能で、選択肢も蓄えた知識も多いところ!宣伝!